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介護に携わる想い

はじめに

『介護に携わる想い』について

介護のお仕事についてどのようなイメージをお持ちでしょうか。
固定的なイメージを持たれている方も少なくないのではないかと思います。
お世話をされる方だけでなく、お世話をさせていただく職員にも、それぞれの人生があり、それぞれの想いがあります。
しかしながら、それを知っていただく機会があまりありません。
我々は、介護のお仕事をさせていただくことで感じたそれぞれの想いを文章にしてみました。
ぜひ、ご一読ください。
我々の仕事が、決して固定的なイメージで捉われるものではないことを知っていただければ幸いです。

ケアセンターフラワーガーデン高松

ケアマネの仕事にやりがいを感じる時

ケアマネの仕事にやりがいを感じる時
ケアセンターフラワーガーデン高松
介護支援専門員  安西 絵美

私は介護の仕事を始めて今年で23年目です。
特別養護老人ホーム、身体障害者療養施設、グループホームを経て居宅介護支援事業所に勤務しています。
利用者の方の中には子供さんがいても、頻回に訪問することも難しいですし、緊急時にも遠方ですぐに来られないことも多いです。ですからいろんな面で頼られることも多く、それに答えるのもケアマネの仕事です。
介護保険を受けようと思うきっかけはやはり体力低下だったり、病気をした後だったりと心身共に元気の無い時です。利用者さんによって、それぞれ違うのですが、信頼関係が築けると自分の家族のように接してくださります。頑固だった方もアドバイスや助言に耳を傾けてくれるようになったり、嫌がっておられたデイサービスも楽しく参加することができるようになったりします。
ケアマネの仕事はある時は、利用者さんの子供になったり、孫になったりすることがあります。自分の人生は一つですが、利用者さんに寄りそうことで利用者さんの人生を一緒に歩んでいる自分がいます。利用者さんがその人らしくいきいきと生活されている姿にこの仕事のやりがいを感じます!

■在宅で看取る家族のサポート
また、「家で死にたい」とご本人が希望され、家族も本人の気持ちを受け入れられ、在宅で看取りをサポートさせていただいた時は、本当にやりがいを感じました。
その人らしく、生き切る。
この言葉はケアマネになってから意識した言葉です。家族の声を聞き、住み慣れた自宅で風を感じ、匂いを感じながら、最期を迎えることは幸せだと感じました。
それを実現させるのも、ケアマネの仕事。訪問診療をしてくれる主治医や訪問看護師さん、必要であればヘルパーさん、そして、訪問入浴、福祉用具担当者と連携をとりながら、サポートをしていきます。
家族は看取りを受け入れたと言っても、利用者さんの状況が変化するにつれ、心が揺れます。その時には全力で家族をサポートします。家族が不安になると利用者さんはもっと不安になられるからです。
そうして自宅で看取りができた時、ご家族は「本当に良かった」と言われます。介護をしていた期間の苦労やストレスはふっとんでいくようです。悲しくないと言えばウソになりますが、やり遂げた、希望を叶えたという充実感のためか、すがすがしい気持ちになられます。

■こちらも感謝の気持ちでいっぱいに
こういう場に立ち会うと、「ありがとう」の言葉を何度も言っていただけるのですが、いつもこちらからも「ありがとうございました」と感謝の気持ちでいっぱいになります。
利用者さんの一生のうちのほんの一瞬を共にしただけなのですが、利用者さんの人生を一緒に歩いた気持ちになります。1日に何度も訪問しなければならなかったり、話を聞いているとなかなか帰ることができなかったり、大変苦労もするのですが、私自身、すがすがしい気持ちなれて、ケアマネの仕事をやっていてよかったとやりがいを実感する瞬間です。
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