美容スタッフブログ

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トレチノイン(レチノイン酸)2

さて。
トレチノインとかレチノイン酸とか、他にもレチノールとかレチノイドとか、似ている用語がたくさんありますが、何がどう違うの?と思いませんか?

レチノール=ビタミンAです。
それの類縁化合物がレチノイドです。レチノイン酸もレチノイドです。
レチノイン酸はビタミンA誘導体で、生理活性はレチノールの50〜100倍と言われています。
つまり、レチノールよりレチノイン酸の方がとても強いわけです。
トレチノインはオールトランスレチノイン酸のことです。
(オールトランス型!化学の授業を思い出しますね〜!化学大好きでした❤)

レチノイン酸は皮膚でどんな働きをするのか?
簡単に言いますと以下のような働きがあります。

  1. 角質をはがす
  2. ターンオーバーを促進させる
  3. コラーゲン産生を促進する
  4. 皮脂の分泌量を抑える
  5. ヒアルロン酸などの粘液性物質を増やす

皮がポロポロむけるのは、だいたい3か月もすれば落ち着きます。
小ジワや毛穴の開き、ニキビにも効果的ですし、できてしまったシミも薄くすることが可能です。乾燥肌を改善させることもできるわけです。

ね!良いでしょう!
ダウンタイムはありますが、レチノイン酸の外用はほんとオススメです。
ただし妊娠中は使えませんのでご注意を!!
内服にくらべれば血液中に入る量はごくごく微量なので、催奇形性はほとんどないと思いますけど、0%とは言えませんので。

まえだ整形外科外科医院では、トレチノイン0.05%入りのCDトレチノインと、レチノイン酸0.1%入りのAAクリーム(アンチエイジングクリーム)のお取扱いがあります。

CDトレチノインのCDってなに?
と思った方!

長くなりますのでまた明日に続きます〜。

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